◆一年を感謝で終えて 平成八年度会長 土居 禮子

 

昨年九月、ソロプチミスト宇和島号が、「夢と希望」を持って出航いたしまして今日までクルーの皆様のお力で、五クラブ懇親会のスポンサー、愛媛女子短期大学∑ソサエティの認証、チャリティバザー、そして周年パーティ。西リジョン大会でのWHW賞の受賞、その大会でのお手伝い等々・・・。私は只、甲板でウロウロしているだけでしたのに、本当に素晴らしい事業を次々となんなくこなして行かれる会員の皆様に心から敬意を表していた次第です。

私も幾度か、どうしようかと迷った事もございましたが、その度に会員の方々の温かい一言が背中を押して下さい前に進む事が出来ました。心から感謝いたして居ります。

 

これからもSI宇和島が和をもって前進して行く為には、お一人お一人の優しいお心遣いあってのことと、この一年間痛切に感じてまいりました。どうぞ次期浅田会長のもと、楽しく優しいクラブとして益々発展して行きます様にお願い申し上げます。

 

最後に会員皆様に心から御礼を申し上げますと共に、お二人のセクレタリーに筆舌に尽くしがたい感謝の念をお伝えして明日に向いたいと思います。


◆就任挨拶 平成九年度 浅田 昌美

 

国際ソロプチミスト宇和島が認証されて、今年で五年目を迎えます。スポンサークラブの松山で、西リジョン大会を会員全員の参加で出席致しました。初めて出席された方、又、分科会での出席で大変勉強になった事と思います。

 

今回五周年の節目に、会長の役を仰せつかりました。

規約では、二年が限度なのに、私は四年間も副会長を受けて参りました。

勉強不足とはいえ、皆様に本当に申し訳ございませんでした。

それなのに、会員の方々より御理解を頂き、歴代の会長様の後押しを頂き、身の程もわきまえず、役職をお受け致しました。

 

理事の方々を始め、会員各位のお力をおかり致しまして、会員の和と誠意をもって人々のために奉仕活動をしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


◆お礼のことば 日本西リジョンWHW賞受賞 三瀬 幸子

 

玄関先の”なつめ”の木に、かわいいつぼみが、ほんの少しずつ膨らみはじめました。

 

さてこの度は、いろいろとありがとうございました。

表彰に値する存在価値もない私に、暖かい御心を寄せて頂き、又大会当日は、出席をさせて下さって、心から感謝いたしております。

 

人として生まれてきたからには、人のため世のために、奉仕活動をというけなげな気持ちが、全くないとはいえませんが、私のしている仕事は、自分が生かされているということで、当たり前なのだと簡単に考えておりました。

 

私は、石橋を叩いて行動を起こし、打たぬ鐘は響かぬとばかり、まわりの皆様のご協力を得まして、ひたすら我が道をマイペース。お使いを忘れたありんこのように、うろちょろして今日を迎えました。

 

今からも生命ある限り、子供たちとかかわってまいりたいと願っておりますので、ご指導の程よろしくお頼み申します。

遅くなりましたが、感謝の心をこめて一言お礼を申し上げます。

 

かしこ


◆ 活動報告 

財団委員会 委員長 三瀬 泰子

 

1、社会福祉法人 尾串保育園理事長兼園長 三瀬幸子先生を西リジョンWHW賞に応募させていただきました。光栄なことに松山での西リジョン大会で受賞されることになり大変うれしく思っております。

保育の道一筋に歩んで来られた先生の活動や行き方を、大勢の方に知っていただく機会を与えていただき感謝の気持ちで一杯です。

 

2、財団月刊に因み四月例会の飲み物(コーヒー)・ケーキをウーロン茶にして、その差額を西リジョンへ寄付いたしました。

 

3、今期、六名の方に、ローレル・ソサエティ会員になって頂きました。これで、会員は七名になりました。

 

皆様のご協力のお蔭で、有意義な活動をする事が出来ました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

(※ローレル・ソサエティ1000ドル以上の寄付)


人権・女性の地位向上委員会 委員長 大塚 享子

 

宇和島クラブ推薦、尾串保育園理事長兼園長 三瀬幸子様をWHW賞受賞へとご尽力下さいました全会員に感謝をこめて園長先生の日常の実践を掲載させていただきます。

■WHW(女性が女性を助ける)■

 

”自己推薦” 三瀬 幸子

私は、二十八年間の教職生活の中で、子供は社会の宝であり乳幼児の時の環境・教育が一生を支配すると考え、早くから乳幼児保育に関心と興味を持ち、携わってみたいという夢と希望を持っていました。三十年前諸条件が整いましたので、人生を児童福祉事業に賭けようと決意し退職いたしました。

多くの人々のご支援ご協力を得て、昭和四十四年四月一日・社会福祉法人・尾串保育園が発足いたしました。

暖め続けて来た時間、手間、労力をかけた、健全で温もりのある理想の保育に向けて、ひたすら歩んで参りました。

例えばユニークな取り組みとして、園児たちが感性豊かに育つよう、尾串農園・尾串の森等で農作業を楽しんだり、全身で自然に触れ合うようにし、五感で感じたことを言葉としてテープに吹き込み、ご家庭へ届けることなどを保育に取り入れております。

創立三十周年を迎え、鉄筋三階建の新園舎も完成し、四月からは女性が今まで以上に安心して働けるように、地域の保育センターとしての新たな役割を持った保育園として歩み出そうとしています。これからも地域社会において、女性の地位や生活の向上への道を開くお手伝いが出来れば、大変幸せなことだと思います。


Sクラブ・シグマソサエティ スポンサーシップ委員会

委員長 荻原 初美

 

二度目の委員長と言う事で、以前のようにレクェーション係ならおまかせ!と簡単に考えていたのですが、土居会長のもと、愛媛女子短期大学をスポンサーするという動きがにわかに現実のものとなり、とんとん拍子に一九九六年十二月十二日、認証するはこびとなりました。

認証式には、西リジョンより林公子委員長・清家とも代・門田京子委員ををお招きし、なごやかな中にも厳粛な形で式典を無事終えることができました。

認証式に至るまでは、シグマソサエティ・ベンチャースポンサーシップ委員の方々を始め、会員皆様の温かい励まし、ご支援、ご協力がありました。一人で出来ることには限りがあります。でも二人、三人と人数が集まることによって、より大きな力となります。まさにこの大きな力の集まりで、愛媛女子短期大学をスポンサーするという大行事を成し遂げることが出来たのです。

何事にも消極的でややもすれば、楽な方、楽な方へと逃げ腰の私が、今期なんとか委員長としてお手伝いする事が出来ました。私の心の中には、小さな自信が芽生え始めています。皆様への感謝の気持ちで一杯です。

スタートは十六名でしたが、一人でも多くの福祉に対する理解を深め、自発的に福祉活動に参加・協力して下さる学生さんの参加を願っています。

 

【一九九七年度 役員名簿】

・会長                   天野 早代

・副会長・コレスポンディングセクレタリー  上田 沙織

・レコーディングセクレタリー        沖野 明美

 

【活動状況および予定】

・手話教室・・・毎週金曜日

・宇和島ひまわり号への参加

・宇和島社会福祉協議会とも連絡をとり活動したい

御礼のことば

街のクリスマスのイルミネーションに心がウキウキする頃となりました。皆様にはますますご活躍のことと存じます。本学では冬休みを目前にして、学生たちが帰省を楽しみにしているようです。

この度は、お忙しい中、愛短∑ソサエティ認証式にお出かけ頂き、また、過分なお祝を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。皆様からのあたたかなお言葉やこまかなお心遣いに、学生はじめ、本学関係者一同感激致しました。式典もさることながら、学生たちにとっては、茶話会で皆様と親しくお話ができましたこと、自分たちの手話に皆様からあたたかで盛大な拍手を頂きましたことがとてもうれしかったです。本学関係者一同厚く厚く御礼申し上げます・

 

何分にも未熟者ですので、これから何かと皆様のお手を煩わせることもあると思いますが、くれぐれもご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。

寒さが身に沁みいる季節でございますので、くれぐれもご自愛くださいますよう。来年も皆様にとって良い年になりますようお祈申し上げます。

 

1996年12月17日 愛媛女子短期大学 学長:大橋 博

理事長室室長:山本 孔一、専任講師:田中 陽子

新クラブ名 愛媛女子短期大学∑ソサエティBCF(愛媛県)

会   長 眞田英里

認 証 日 1996.12.12

スポンサークラブ名 国際ソロプチミスト宇和島

会   長 土居 禮子

 

このたび愛媛女子短期大学に、ソロプチミスト宇和島が初めて後援してボランティアクラブ∑ソサエティが誕生しました。認証式を執り行なう事自体が初体験で、準備が大変でしたが、会員の協力のもとに緊張の中にも、厳かな式を終えることが出来ました。式後の大学内学生会館での茶和会では、手話を交えての歌やおしゃべりですっかりうちとけあいました。今後お互いに信頼し合い、地域や学内外の様々な奉仕事業や行事に協力し合い育ってゆきたいと思います。


経済的社会的開発奉仕委員会 委員長 荻原 恵子

 

●岩村博士協力会に参加

●古切手を集め国際キリスト教海外医療協会へ協力

例会時会員の方々のご協力で毎回沢山の古切手が集まりました。切り取り作業は面倒臭いことですが、ちりも積もれば山となる、身近な小さなボランティアです。本当にありがとうございました。感謝しております。

●テレホンカードの収集・・・NTTへ

●風呂敷運動は、中途半端になってしまい、会員の方々に寄せて頂いたキャッチフレーズは大切に保管しております。


保険奉仕委員会 委員長 山本 昌美

 

昨年の八月、新旧委員長会の席で来期への抱負が語られました時、期せずして介護問題を取り上げてみたい、と私と人権女性の地位向上委員会の大塚委員長との思いが一致し、では両委員会にお諮りしようと云う事になりました。早速合同委員会を持ち各委員の御賛成を頂いた上で、では直接奉仕か間接奉仕かとの議論が出て二委員長で施設や行政機関を諮問しその方向を探る事になりました。

そこで愛媛県地域介護実習・普及センターと宇和島社会福祉協議会を訪れました結果、受け入れ施設は今や入所待ち百人余、出来れば各家庭でまず介護知識習得をして頂きたいという声と、介護器具の不足を耳に致しました。

十一月十八日の例会に酒井講師を迎え、在宅介護教室を開きましたがもっと時間が有ったらと痛切に感じました。

さらに、チャリティ益金を是非介護器具購入に使わせて頂きたいと願いましたところこれも実現させて頂きまして、一九九六年十二月十四日、二十台の車椅子を六つの施設や病院に、更に盲人の方の朗読用テープレコーダーも四台加えお贈りする事が出来ました。会員皆様方全員のご協力の成果でございます。本当にありがとうございました。

 

「山中散策」・・・十一月一日、カレンダーに大丸を付け、楽しみにしておりましたものを前夜来の雨。参加予定の皆様、止むなき中止をお許し下さい。

酒井講師を迎えての在宅介護教室


発展拡張委員会 委員長 久保田 和子

 

一九九六年~九八年期リジョン指針である。

1、会員増強しすべてのクラブで1割増強

2、現在の会員から退会者を出さない。

3、二年期に六クラブ拡張

 

の達成を目標に委員活動に取り組みましたが、会員の皆様の「良い雰囲気でまとまっているから、これ以上会員を増やす必要はないのでは」という意見と、入会への規約の一部変更で増員への道は厳しくなった感がありました。

西リジョン大会、文科会に於いて、「入会へ招請」発表の機会を与え、現状を有りのまま報告いたしました。十一月の例会で御報告いたしましたが、皆様には御理解いただけましたでしょうか。

スタート時、四十五歳の平均年齢もはや四年の年月。

十年、二十年先の私達のクラブ、どの様になっているでしょうか。

「現状維持というのは能力、気力、体力の退歩の始まり」であると、西リジョン員会様は気付いて下さいと言われました。

ソロプチミスト活動には会員人材が宝です。

 

●退会防止のマニュアルより

常にコミュニケーションを計り共に行動し、全員参加の運営を心掛けること、派閥を作らないよ様に特に、新入会員に配慮する様、親しく話し合い意見が出し易い暖かい楽しい例会にする様努力をはじめること

 

拡張することはもっと大変なことですが、クラブ会長をはじめ委員会、会員一丸となって倦まず、弛まずがんばってみませんか。

種はまかねば芽は出ません!!


環境奉仕委員会 委員長 岡 恵子

 

地球の温暖化、オゾン層の破壊等、環境汚染のニュースが日常の話題となりはじめて、ずいぶんと年月も経ったように思います。

先日の西リジョン大会の分科会で、各SIの活動報告を見、聞き、それぞれに活発に活動されている様子に、身を小さくして聞いておりました。

環境問題は全世界の課題として、様々な分野で取り組まれています。私たちもSIの一員として、民族の一員として、真剣に考えなくてはならない事です。個々の力ではすぐにどうにかなるという事でもありませんが、意識をもって、小さい事から気をつけていけば、良い結果が得られるのではないでしょうか。あまり欲張っての活動は息切れする時もあります。私たち女性に出来そうな事から少しずつ取り組んで行きたいと思います。

四回植樹した杏も、来春にはそろそろ美しい花の便りを聞かせてくれる事でしょう。力不足で申し訳なく思っております。次年度のご活躍を願っています。


出席委員会 委員長 上甲 千代子

 

出席委員会の役を引き受けながら、今期は、私用が重なったもので、一番出席率が悪く申し訳ありませんでした。

活動といたしましては、例会時の出席確認、メーキャップの確認、杏の箱の集金等で、例会時は、結構忙しく思われましたが、会員の鈴木様に、御願いしたおかげで、無事一年を終わろうとしています。

本当に、お世話になりました。心よりお礼申し上げます。

これからも大切な時間を、大切に使い、出席率百%を目標に皆様の、ご協力を御願いしまして、来期にバトンタッチ致したく思います。


国際親善と理解活動委員会 委員長 井上 弥生

 

今年は地元に来られている外国人の方との交流を目標として活動して参りました。その為、大きな動きではありませんでしたが小さな交流はできたのではないかと思っています。

広美長に国際交流員として来られているイギリス人のバイシャリさん、宇和島市に来られている同じくイギリス人のクリスさんと、四月二十六日、保木口さん宅で交流会を開きました。

バイシャリさんには念願の振り袖を着てもらい、お抹茶をいただいたり写真をとったりして、楽しい一時を過ごしました。

又、昨年十一月にはバイシャリさんが、冬物衣類が足りないという事で会員の衣類をプレゼントし、大変喜んでいただきました。

ほんの少しの事ですが、この様な交流が少しずつ広がって行けば、やがてより大きな交流につながるのではないかと思います。

先ずは小さな一歩から。


SOLT委員会 委員長 土居 礼子

 

国際ソロプチミスト宇和島一年目にSOLT委員長という事で御指名を受けて居りましたが、家庭の事情で御無理を言って本山あけみ様にお願い致しましたところ、気持ちよく引き受けて頂きました。

その本山様の後を受けて一年ももうそろそろ終わろうとして居ります。

何かと頼りない委員長でしたが、何か事ある事にメンバーの皆様の御指導、御意見をいただき、一応無事終わりそうです。

特に会長さんには、少し不安な事があたり、どうだったかなと思っている時には、いつもお誉めの言葉をいただいたり、お便りを下さったり、自信のない私を励まして下さったりして、大変有難かったです。

又、この委員長をさせていただいた事で、この一年間「ガイド」「ソロプチミストのあなたへ」「日本会報」等のメールには、いつも目を通す事が出来た事は、私にとって、少しは、ソロプチミストの事が理解出来かけたかな?と思って居ります。

最後になりましたが、毎日毎日の拙いソルト一口メモにおつき合いいただきまして、有難うございました。

次年度は、ずっとしっかりされた阿部貞子様が、委員長をされる事になって居ります。宜しくお願い致します。


財務委員会 委員長 橘 和子

 

【財務について】

クラブはソロプチミスト細則により定められた会費により運営されている。会員年会費及び新会員会費の額を決定する際には、会員の義務である連盟年会費、リジョン年会費及びクラブ運営に要する一切の費用を考慮して適切な額を決定しなければならない。

 

●会員はリジョンへ下記のものを送金している。

1、リジョン年会費

2、リジョン大会登録料

(A)大会当日在籍する会員はリジョン理事会の定めた義務的な登録料として納入しなければならない。

(B)リジョン大会出席者が納入するものである。大会開催に要する費用でリジョン理事会が定めた額、但し、納められた大会登録料(B)は返金しない。

 

●会員はセクレタリーアートへ下記のものを送金している。

1、国際ソロプチミスト年間費

六月三十日現在在籍会員の年会費

2、連盟年会費

3、連盟大会義務的登録料

 

●クラブ運営に関する費用は下記のものがある。

1、運営費用

例会費、会議費、通信費、印刷費などの経営費用

2、委員会関係費

委員会運営費、活動費など事業計画に伴う費用

3、その他

 

●クラブは、ソロプチミストの目的に添う奉仕活動をしている。これらの要する費用は、下記のものがある。

1、国際及び連盟プログラムに基づく資金援助

2、財団法人ソロプチミスト日本財団への寄付

3、ソロプチミスト財団への寄付

(第十一回日本西リジョン大会分科会資料より)

 

平成九年度の予算案を提出する時期にあたり、参考になるのではないかと思いましたので記載させて頂きました。

新年度も各員会でより多くの活動計画を出され、予算を立てられて、会員の和を持って楽しく運営されますことを願っております。

ご協力ありがとうございました。


ベンチャースポンサーシップ委員会 委員長 森田 澄江

 

私は今年度、「ベンチャースポンサー」の役係でした。・・・がまだまだ役所がわからず、まず、全員の皆様のレクリェーションのお手伝いという所です。

九月に「月見ボーリング大会」を催し楽しい夕べを過ごしました。全会員の皆様のご出席でよい思い出となりました。

「何か他にないかな~」と考えますのに、多忙な皆様の御都合のつく時間、費用?知恵がございませんでした。お役に立てなくて反省しています。この調子ですが、今後共よろしくお願いいたします。


規約決議委員会 委員長 村上 訓子

 

はずかしいことですが、私は規約を一度も読んだことがありません。そんな私が委員長になったわけですから、メンバーの方々も随分心細かったことと反省しております。

何もすることがないと気楽に思っていた私の心をお見通しなのか、神様はちゃんと仕事を下さいました。おかげさまで、クラブ手続きを読んだり、政策決定集を読んだり、何より勉強になったのは、今までお話ししたこともなかった方と親しくなれたことかしら・・・と楽天的に思っております。

未熟な私を助けて下さって本当にありがとうございました。


◎ ● ◎ あんず句会 ◎ ● ◎

 

・廃校の 一年三組 花菜風     (阿部 貞子)

・濯ぎゐる 布やはらかし 鳥曇   (岩崎 光子)

・留守番の 夫へ雪の 便り着く   (岡 恵子)

・満開の いふ重たさの 花の下   (鈴木 美代子)

・思うほど 言葉尽せぬ 春嵐    (田中 教代)

・読みかけの 小説雛の 日なりけり (寺田 久子)

・言ひ過ぎて コーヒー苦し 春の午後(土居 禮子)

・待ちわびてをり 水仙の 香の中に (土居 礼子)

・残雪に 木漏れ陽 シャワーとなりにけり(長野 康江)

・藍を着て 春逝く午後を 思ひゐる (福島 厚子)

・七草の 粥ふつふつと 子が宝   (三木 正子)

・一人旅 車窓の月と 帰りきぬ   (三瀬 泰子)

・鳥舞ぶごとし 花冷の 薪能    (本山 あけみ)

・梅の木の 三株に春の 日差しかな (山本 昌美)

・病窓の 出張床屋 春うらら    (渡辺 富美恵)


歳入委員会 委員長 岩崎 光子

 

十二月一日日曜日第三回SI宇和島チャリティバザーが開催されました。その日は、初雪となり見る見るあたり一面銀世界となり、バザーは一体どうなるのかと、大変心配致しました。が、開店の時間が近づくにつれ大変な人の行列が出来、本当にホッと胸を、撫で下したことを懐かしく思います。

お茶会も、大好評でソロプチミストとしての、品位が出せたと思っております。これもお茶席の責任者徳平さん藤原さんのご努力のお陰です。

本当にありがとうございました。

商品販売の方も皆様の適切な根付けと点検のお陰で一時間半で、全て売り切れの状態となり、大成功でした。

売上金も、全会員一丸となりご協力頂きましたお陰で、昨年とほぼ同額になり本当に良かったと思っております。

バザーも、三回目となり前歳入委員長三浦様がバザーのマニュアルをしっかり作ってくださった事と、歳入委員の皆様が、しっかり支えてくださったことで、恙無く全とうできました。心より感謝いたします。

又、会員の皆様には、沢山な商品の提供、整理、値付け、運搬、販売等など本当にご協力有り難うございました。

尚、このバザーの収益金で、

●市福祉協会に         車椅子20台

●視聴覚障害者のための     テープレコーダー4台

●市立図書館のソロプチミスト文庫に  本代5万円

寄贈出来ましたことをご報告致します。

大雪にもかかわらず、お茶席も盛況でした。


”愛媛新聞”に掲載された記事を紹介します!! 

 

平成8年(1996)12月3日(火曜日)

平成8年(1996)12月29日(日曜日)


教育奉仕委員会 委員長 三木 正子

 

<青春の落し物> 金光 幸子

私は、三十六歳の高校四年生です。

私が物心ついた時、父と呼ぶ人も、母と呼ぶ人もなく祖母に育てられました。そして、「朝鮮人は、朝鮮学校で勉強せえへんとあかん」と言う祖母の意見で、私は、小学校、中学校を朝鮮学校へ通っていましたが、早く自立したいという願望があり、そのためには看護婦になろうと決めていました。

そして、中学校を卒業し、看護学校へ入学しようと思いましたが、岡山県では、朝鮮学校は、認可されていないため、諦めるように言われました。しかし、どうしても看護婦になることを諦めることの出来なかった私は、日本の中学校へ再入学し、二度中学を卒業したのです。

それから三年、看護学校を卒業した私は、やっと准看護婦になり、結婚し、妻となり母となり、忙しい十四年がすぎさりました。

その間に職場では、短大卒や大学卒の看護婦も採用されはじめ、口にこそ出しませんでしたが、中学しか出ていない私は、段々とコンプレックスを持つようになり、高校をでて正看護婦の資格をとりたいと思うようになったのです。患者さんのためにも、又、二人の子供達のためにも、どうしても高校へ入学したいと思い、主人に相談し、倉敷翠松高校定時制へ相談にいったのは、私が三十四才になった冬の事でした。

学校側より心よい返事とアドバイスをいただき、その日から私は、主人を先生に、受験勉強の毎日が続きました。

そして四月、やっと定時制高校生となれた私は、うれしくて涙がほほをつたいました。しかし数学や英語は、先生の説明を聞いてもなかなか理解出来ず、その日にならったことを帰って復習するように努力しました。

又、翌日の予習も出来るだけしました。ある日、国語の教科書を開いても漢字が読めないので印をつけて調べていましたが、いつの間にか机にふさって眠り込んでいました。ふと目を覚ますと、読めない漢字に主人がそっとふりがなをふってくれており、胸があつくなった事もありました。又、朝鮮学校では、書道はなかったため、三十六才にしてはじめて筆をもちました。

二時間集中して字を書くことは、大変な事で、ふるえる手でお手本を見ながら必死です。

そしてはじめて「いろは歌」のある事を知りました。それは、「色は匂へど 散りぬるを 我が世 誰れぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず」という平安時代の歌謡で、平仮名四十七文字を一字も重複させずに、仏教の教理を詠み込んでいることを知り感動しました。私は、「いろは歌」をメモって登下校時に覚え、子供の前で言ってみました。「お母さんも頑張るなあ」と小学四年生の長女は、手をたたいてくれました。

そして、テストの一週間前からは、睡眠時間は、三~四時間位で頑張りました。その間、いつも思う事は、「子供が病気になりませんように」という事だけでした。

私の休みを待っているかのように子供達は、昨年の春休みには「麻疹」、今年の冬休みには「水痘」、春休みには「風疹」をし、おかげで、私は一か年皆勤賞を受ける事が出来ました。校長先生より皆勤賞の賞状をいただいた時、子供達や主人の顔がちらつき、又、先生方の温かい励ましに感謝し、涙が止まりませんでした。

小学校四年生の長女の参観日に、昨年は、一度も行けず、又、三才の長男も少しの熱なら保育園の先生にお願いして、制服に着替える私は、母親として失格だろうかと落ち込む事もたびたびです。しかし後半年、ここで弱気になってはいけない、自分で選んだ道だから、最後までがんばろうと思います。

来年の三月五日は、待ちに待った卒業式です。

卒業証書は、たった一枚の紙切れにすぎないかも知れませんが、私にとっては、かけがえのない、青春時代の落し物なのです。妻として、母として、准看護婦として働きながら、今、四年生となった私は高校卒業という資格を得て、次は高看を目指し、正看護婦になることを夢みているのです。


広報委員会 委員長 中村 香織

 

自己のポリシーをしっかり持った毛利前委員長から引き継いだ時、果たしてソロプチミストの存在価値を今だに把握できていない私に、務まるのかなと不安でしたが、前委員長の築かれた基盤と、原稿依頼に対する皆様の速やかな御協力のお陰で、無事に会報を発刊することができましたことを御礼申し上げます。

出来あがってみて、ソロプチミスト宇和島の活躍ぶりに改めて感心し、一人ひとりの豊かな個性と知性をつくづくと感じました。私達のクラブなのですから率直な意見を出し合って確かな、知性の裏付けのある奉仕を心掛けることによって、ますます品格のあるクラブ作りが出来るものと確信しております。